大学・大学院修学のための休職制度
大学への編入学や大学院への進学のために、3年を上限として休職が認められています。復職時のポスト確保や休職期間の半分を勤務年数に繰り入れるなど、安心して学業に専念できるように配慮しています。進学先は看護に活かせるなら国内外、学部を問いませんが、
東京大学大学院修士課程(看護師コース) も人気があります。東京大学の様々な資源を活用した教育や訓練を受け、修士論文を通じて研究能力を養うこともできます。この制度を利用して、複数の看護師が専門看護師資格を取得しました。
認定看護師育成制度
当院では、日本看護協会認定看護師の資格取得をサポートしています。教育課程受講中は出張扱い(給与・交通費支給)とし、資格取得後はスペシャリストとして活動できるよう活動時間を保証しています。条件を満たせば授業料の助成を受けられます。専門性の高い看護実践能力を発揮し、病院全体の看護の質向上や看護師の知識・技術の向上に取り組んでいただくことを期待しています。
院内認定看護師育成制度
日本看護協会としての認定看護分野がない専門領域についても質の高い看護を提供するために、専門性の高い知識・技術を有する看護師を育成し認定する院内認定看護師育成制度を設けています。現在は、HIVコーディネーター、臨床研究看護、造血細胞移植看護のコースがあります。院内認定看護師は、各部署での臨床実践モデルとなり、スタッフ教育も担います。
出張研修制度
当院の看護の質向上に役立てるために、積極的に他施設の見学や研修に出張派遣しています。海外研修も希望を募っています。
人事交流・転任制度
当院は、全国42大学45病院の
国立大学病院ネットワークに属しています。当院では経験できない領域を、他の国立大学病院で一定期間勤務して学ぶことができます。また、ご家族の転勤など個人的な事情が生じた場合に、条件の合う施設があれば転任し働き続けることができます。また、東京大学医学部附属病院とも、研修や人事交流で交流を図っています。